英語の勉強はスケジュールで制する!目標達成できる計画の立て方を公開

英語の勉強をしたい気持ちはあっても、何から始めて良いかわからない、続ける自信がないなど始める前から躊躇してしまう人は多いと思います。英語はゴールが漠然としやすいため、プロセスも不透明になってしまうことが、始める前の不安感につながります。

不安感をなくして英語の勉強を開始するには、まずはスケジュールをしっかり立てることから始めましょう。明確なゴールを決めてゴールまでの道のりを作っていくことで、何をすべきか把握しやすくなり、確実に英語の勉強を進めていくことができるようになります。

今回は英語の勉強に効果的なスケジュールの立て方について紹介していきます。

英語の勉強は目標から逆算したスケジュールで着実に進める

長期的な目標を実現させるためには、英語の勉強にもスケジュールの工夫が必要です。確実にゴールに向かえるスケジュールを立てていきましょう。

最終目標地点と現在地点の間の距離を知る

スケジュールを立てる上で最初にすべきこととして、まずは自分の現在地を知るところから!そして、ゴールを決めることへと繋がります。

英語の最終目標について考える時には、"日にちを決めない"、"喋れるようになりたいなど漠然とした目標にする"、以上の2点は避けるようにしてください。"2年後に外資系企業に転職活動を開始する"、"1年後にTOEIC◯◯点達成"など、日にちも目標も具体的に決めるとスケジュールが立てやすくなります。

最終目標から逆算して短期の目標を設定する

次に最終目標までの間に中継地点を定期的に作っていきます。地点ごとにゴールに合わせた小さな目標を設定しましょう。小さな目標であれば、今何を勉強すべきかさらに判断がしやすくなる上、手が届きそうな目標があることで途中離脱も防ぎやすくなります。

気をつけてほしいのはこの時の目標はできるだけ数値で測れるものにすることです。数値化することでどのくらい英語力が伸びたか判断しやすいですよ!

1ヶ月後の目標から1日のタスクを割り出す

1ヶ月後の目標を設定したら、そこに向けて何をしなければいけないかタスクを起こしましょう。例えば英単語と英文法の本を1冊分覚える、TOEICの過去問題集を1冊やり切るなどです。

1ヶ月後までにやることを決めたら、30日で割り算して1日のタスクに割り振っていきます。本に出てくる英単語が1000個なら30日で割り算して、1日約35個が1日のタスクになります。問題集ならページ数を30日で割り算してください。短期の目標に向けてスケジュールを立てることで、ゴールとのずれが起こるのを防ぎ、勉強を着実に進めていくことができます。

英語の勉強1日のタイムスケジュールは隙間時間も活用する

英語の勉強に対してスケジュールを立てても、忙しい社会人にとっては勉強の時間をどう作るかも課題ですよね…。どのような工夫が必要なのでしょうか?

生活パターンの中にタスクを割り当てる

朝起きてから寝るまでのタイムスケジュールを書き出して、自由になる時間の洗い出しをしてみてください。朝と夜がメインになると思いますが、通勤時間や昼休み、家事や入浴中なども可能な限り勉強に活用するようにしましょう。

習慣化できる範囲で、生活の一部に取り込むのがポイントです!

生活に英語を取り入れる工夫をする

1つの動作で英語に触れられる工夫を生活のあちこちに散りばめておくことも自然発生的に英語の勉強時間を増やすコツ!

トイレに単語帳を置いておく、YouTubeに好きな英語の動画を登録していつでも見られるようにしておく、お風呂でシャドーイングを行うために防音スピーカーを置いておくなど、日常の生活の中にどんどん英語を盛り込む感覚です。

聞く・話す・書く・読むを満遍なく行うべきか?

英語力をアップさせるには、聞く・話す・書く・読む、の技能を伸ばす必要があります。

一見別々の技能に見えますが、4つの技能は全て関連し合っています。しかし、社会人の限られた時間で、英語の勉強を日々のスケジュールの中に4つの学習を満遍なく取り組むのは難しいですよね。したがって、自分が取得した能力に必要なものを取捨選択し、道筋を決めて日々の生活の中に取り入れましょう。

英語の勉強を続けるためのスケジュール管理のポイント2つ

英語の勉強をスケジュールを管理していく上で大切なことは、無理なく継続できるタスクや勉強時間になっているかを判断することです。そして、時には柔軟に計画を見直して軌道修正をしていくことも必要になりますよ。

1週間単位で勉強の振り返りをする

スケジュールは毎日立てましたが、進捗の管理は1週間ごとに区切るのが良いでしょう。予定は狂うものです。1日ごとに管理すれば精神的にも追い詰められてしまうことも…。

今日は時間があるから多めにやろう、今週は仕事が忙しかったから週末どちらかでしっかり時間を作ろうなど、1週間の中でやりくりをして、最終的に1週間のノルマを達成していれば良いのです。

モチベーションを保つ舞台を作る

スケジュールの中に小さな目標を作ることは、モチベーション維持には効果的です。しかし、それでも1人で勉強をしていると単調な毎日になりがちで中弛みや飽きを招いてしまうものです。

英語の勉強では、定期的に人に自分の英語力を披露する場を設けることもモチベーションを上げる良い手段!外国人と話す場を作る、チャット機能で外国人とチャットするなど、手段は英会話カフェ、オンライン英会話、何でも構いません。

また、周囲に英語の目標を宣言しておく、英語の勉強仲間を作るなども効果的です。人を巻き込んで勉強の刺激になることやテンションが上がる場を定期的に作ってモチベーション維持を意図的に図りましょう。

まとめ

英語はゴールに向けてスケジュールを立てることで、正しく効率的に勉強を進めていくことができます。英語の勉強の最大の壁とも言える継続についても、ゴールとゴールまでの道のりがはっきり見えることで格段と乗り越えやすくなるでしょう。

スケジュールは無理のないものであることが継続する上で絶対です。最初のうちは時間とタスクの調整をしながら自分にベストなスケジュールに改良していきましょう。最適なスケジュールができれば、あとは小さな目標をどんどん達成して、最終目標を目指すのみです。スケジュールを信じて確実にゴールに到達しましょう。

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