コロナ禍でおうち時間が増えたことにより、オンライン英会話が注目をされました。実際に初めてみた人も多いのではないでしょうか。では、なぜ英語を改めて学習しようと考える人が多いのでしょうか。
昨今、DXやグローバル化といった言葉をよく聞きます。実際、AIによる自動翻訳機能の進化等により英語力がなくても問題ない場合もあります。
しかし、日本の経済発展や社会構造、個人の能力開発の観点から、英語力の向上が急務となっています。そこで、効率よく短期間で英語力の向上が期待できるのが英語コーチング。
今回の記事では、社会人に英語力が必要な理由や英語コーチングの特徴とおすすめの選び方を徹底解説します。
目次
社会人に英語力は必要?英語力が求められる理由とメリット
海外旅行に行かないし、外資系の会社でもないし、海外の人と絡むこともあんまりないし、いざとなったら翻訳機能で…と、今さら英語を勉強する必要がないと思っている人は多いと思います。
しかし時代を生き抜くために英語力を向上させることは他人事ではないんです。
グローバル化と経済成長に英語スキルは必須
日本は少子高齢化が進んでいます。世界を見てみると、成長が著しい国の人口分布は、若者が多く高齢者が少ないという特徴があります。
そのため今後も日本国内市場のみで勝負し続けても、経済成長や顧客拡大は見込めなくなっていきます。日本の企業はグローバル化を推進していかなければならなくなりつつあるのです。
もしグローバル化をしたところで、海外の顧客相手に英語が全く喋れないと、まずは相手にしてくれません。翻訳に頼っていては深い議論もできず情熱も伝わりませんし、スピード感も欠けるためプロジェクトが円滑に進みません。
時代の変化は目まぐるしく、どの企業もいつ突然グローバル化をする日がくるかはわかりません。また、英語力は明日急に身につくわけでもありません。思い立ったが吉日、今すぐ英語学習を始める必要があるわけです。
選択肢が広がりステップアップに有利
就職・転職活動をしていると、「TOEIC〇〇点以上」等といった英語力が高い人材を重視する企業がよく見られます。英語力があることで企業や職種の選択肢が広がり、就職に有利になる場合が多いのです。
就職・転職だけでなく昇進にも英語力の影響は大きく、英語力の高い社会人の年収は、英語力の低い社会人に比べて高い傾向があると言われています。
また、英語力があるだけで世界で活躍できる可能性もあり、幅広くステップアップするための絶対的な能力は英語力といっても過言ではありません。
情報量と質が大幅にアップ
世界の英語の使用人口は、約13億人。日本語の使用人口の約10倍です。世界で発信されている情報は、英語のものが圧倒的に多いです。
英語の読み書きができることで、英語で発信されている世界の有識者の有益な情報の獲得も容易になります。
何かアウトプットをする際にも、参考にする情報の質が向上することで、アイデアも生まれやすくなったり、信憑性が高いプロジェクトを推進することが可能になりますよ。
【参考】5 グローバル人材の育成
本気で英語を勉強したい社会人必見!今話題の英語コーチングとは
英語力を身につけることは日本社会のためにも、企業のためにも、そして自分自身のためにも重要なことは分かるけれど、そう簡単にチャレンジできるものではないと思われがちです。
そこで注目されているのが英語コーチング。短期間で、計画的に英語力が身につくのはなぜなのでしょうか。
英語コーチングは英会話教室とは違う!
社会人向けの一般的な英会話教室やオンライン英会話は、「週1回1時間」「毎日25分できる時に」といった比較的緩めの設定がされているものがほとんどです。
しかし、英語コーチングはこれに比べるとスパルタです。スクールによって異なりますが。毎日1〜3時間程度の学習時間の確保が必要となり、月に換算すると30〜90時間の学習時間になります。
ちょっと厳しそうに感じるかもしれませんが、日本人が英語習得にかかる時間は約2,500時間と言われています。短期間で英語力を向上させるためには、ある程度努力をすることも必要なのです。
効率的な勉強方法で短期間で成果が出る
英語コーチングは、ライフスタイルや一人ひとりのレベル、目標に合わせて専用のカリキュラムが組まれます。そのため効率的な英語学習が可能です。
英語コーチングはそもそも短期集中型が売り。カリキュラムや学習法、教材内容も、効率的且つ質の高いものが用意されているため成果が出やすいのです。
受講料は高めだが徹底したサポートが受けられる
英語コーチングの受講料の相場は月約15万円。正直高いですよね…。ちなみに、学び直しで人気のプログラミングスクールの受講料の相場も月約15万円。
これだけの費用がかかるということは、それだけ需要も高く、今後必要なスキルであることも見てとれます。そして英語コーチングはこの価格に見合った成果を期待できるのです。
というのも、英語コーチングは一人ひとりに専属のコーチがつき、オーダーメイドのカリキュラムが組まれ、定期的に進捗状況の共有により弱点の分析がされることで、効率的な学習ができます。
また英語コーチングはオンラインが主流でその他に自習が必要ですが、コーチがいることで独りよがりにならず、指摘してくれる他者の存在により学習が続きやすいというメリットもあるのも、成果が現れやすい要因なんですよ。
英語力は身に付いたらすぐに活かすことができるスキルのため、受講料は高いけれどコスパは高く、英語コーチングはおすすめです。
社会人でも始めやすい英語コーチングのおすすめ選び方3選!
英語コーチングは、オーダーメイド型の学習方法ですが、スクールごとに細かな特徴もあります。
選ぶ際には自分のライフスタイルや必要なスキルに合わせて選ぶと、さらにモチベーション高く効率的に学習できるようになりますよ。
①受講料の価格で選ぶ
英語コーチングの受講料は比較的高めですが、価格幅は広く1ヶ月10万円以下のスクールもあります。
入会金、保証なし、返金不可といった制約やサービス内容が絞られていたりと格安の要因がある可能性もあるため、選ぶ際には注意が必要です。ただ、サービス内容で足りない部分はご自身で継続して独学することで補う等、工夫して利用すれば問題はないはずです。
また、教育訓練給付制度を利用できるスクールを選べば、国が受講料の一部を支給してくれます。なお受給には条件があるため、ご自身が対象者であるかは厚生労働省のホームページやハローワークで確認しましょう。
英語学習の事始めに、受講料で悩んでいる人は比較的安めのスクールや給付金が利用できるスクールから検討してみてはいかがでしょうか。
【おすすめ1】スピークバディ パーソナルコーチング
【おすすめ2】Rizap English
【参考】教育訓練給付制度|厚生労働省
②受講期間で選ぶ
英語コーチングは短期集中型で、1ヶ月〜1年の受講期間が設定されています。特に海外出張、海外勤務、海外移住、試験といった英語が必要な目的がはっきりしている人は受講期間でスクールを決めると良いでしょう。
また英語コーチング開始後も専属のコーチとのカウンセリングで、英語学習の目的を伝えることでおすすめの期間や内容を提案してくれます。
【おすすめ1】ABCEED ENGLISH
【おすすめ2】トライズ
③ライフスタイルや受講方法で選ぶ
英語コーチングはオンラインのものが主流です。オンラインであれば忙しい社会人であってもパソコン等の機器があればどこでも受講することができ、効率的な学習ができます。
また、通学型のスクールもあり、専属コーチと対面して学習ができるため、リアルなコミュニケーションを感じることができます。オンラインよりも学習時間の確保がさらに必要になりますが、時間に余裕があって、コーチの熱量を感じながら学習を進めたい人にはおすすめです。
【おすすめ1】プログリット(PROGRIT)
【おすすめ2】English Company
まとめ
英語力はこれからの時代に、世界の中でも日本が取り残されないようにするためにも、私たち国民一人ひとりの努力が必要になります。
英語コーチングは社会人が短期間で効率的に英語力を向上できるおすすめのスクール。ご自身のライフスタイルに合わせて、専属のコーチがオーダーメイドのカリキュラムを組んでくれたり、学習方法のサポート等の手厚いサポートがとても魅力的。
多少学習時間の確保は必要になりますが、自己投資としてのタイパ・コスパは非常に高いです。
特に30代の社会人は、ゆとり教育で英語力が比較的低めと思われがちです。国の責任でもありますが、やっぱり英語を自分で操れるのはかっこいい。ぜひ英語力を高めてご自身の選択肢を広げ、グローバルな活躍をしてみませんか。