こんな方におすすめ
- これからビジネス英会話を始めようと考えている方
- どんなトピックで話せばいいか分からない方
英会話交流をする時、初心者~中級者がつまづきがちなのが英語でのフリートークです。
いざ交流をしようとしても、
何を話したら良いのかわからなくなってしまった…
という経験をした方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、英会話でのフリートークに使える「トピック」を事前に知っておくこと。
トピックを知っておくと、トークのきっかけにもなります。
この記事では社会人向けの英会話に使えるトピックのおすすめをご紹介します。
状況・役職ごとに違うトピックをご紹介するので、ぜひフリートークの参考にしてください。
社会人になってから英語の勉強を本格的に開始。
TOEIC:805点(2018/6)→890点(2021/3) →970点(2021/8)
現在はIELTS8.0取得を目指して勉強を続けています。
目次
ビジネス英会話とフリートークは違う?トピックのおすすめ選び方
状況に応じて、英会話で使えるトピックと使えないトピックがあります。
ここではまず、英会話のトピックのおすすめな選び方をご紹介します。
①TPOに合わせてトピックを選ぶ
まず最初の選び方が「TPOに合わせたトピック」です。
TPOといえば時間・場所・場合の略称。
マナーにもよく使われる単語です。
トークにもTPOがあります。
例えば、ビジネスの場でプライベートのことを根掘り葉掘り聞くのはあまり適当ではありません。
逆にプライベートで仕事のことばかり話してしまうと、相手によってはうんざりしてしまうでしょう。
英会話のトピックを選ぶ時は、TPOや相手に合わせるのもおすすめです。
今の状況にあったトピックを考えると、自然と選択肢が狭くなり決めやすくなりますよ。
②自分の得意分野でトピックを選ぶ
次におすすめしたいトピックの選び方は「自分の得意分野」です。
自分の得意分野であれば、語彙や知識が豊富なのでトークのネタに困ることはないでしょう。
深掘りすることになっても、トークが続きやすいです。
また、自分の得意な仕事にまつわるトピックだと、普段から出てくる専門用語も英語としてすらすら出てきやすくなるでしょう。
特にプログラマやエンジニアなどのIT関連業種は、英語と日本語共通の専門用語が多いため、それを軸としたトークを展開しやすくなります。
【プライベート】英会話のトピックはスモールトークがおすすめ
ここからは使える英会話のトピックのおすすめをそれぞれの状況別にご紹介します。
まずはプライベートで使えるトピックです。
もっともポピュラーなトピックは「天気」
プライベートの場合は、スモールトークを軸に展開しましょう。
スモールトークとは要するに世間話・雑談のこと。
なんてことのない話題が一番無難で広がりやすいです。
世界中でもっともポピュラーなスモールトークトピックは「天気」。
4割近くのイギリス人は6時間に1度天気について話しているというほどの定番ネタです。
その日の状況によって、
晴れなら「It’s a nice day today.」
くもりや雨など少し気温の低い日なら「It’s chilly today.」
など簡単に使い分けられます。
覚えておくだけでも損はないでしょう。
世界的なスポーツの話題は距離を縮める
英会話でのコミュニケーションを積極的に行う方には、スポーツ好きな方も多いです。
自分の好きなスポーツについてのトピックをストックしておくのも良いでしょう。
まずは「Do you like (スポーツ名)?」で取っ掛かりを作ります。
引っかからなかったら逆に好きなスポーツはあるか聞いてみましょう。
すでに相手が好きなスポーツがわかっているなら、
「Which team do you support?(応援しているチームはどこですか?)」
と展開していくのもおすすめです。
自分の好きなスポーツであれば、自分も話を展開しやすくなりますよ。
食べ物の文化の違いも見識を広めるチャンス
国によって食べ物・料理の文化は違います。
特に日本は世界から見ても独特な食文化があるため、海外の方が興味を持っている場合が多いです。
また、人によっては料理や食べることが好きでたくさん話してくれる方も多いです。
家庭によって違うレシピを教えてくれたりするので、料理に興味がある方は料理に関するトピックをストックしておきましょう。
日本の食文化の話をしたいのであれば「Do you like Japanese food?」が取っ掛かりとしておすすめです。
料理の話をしたいのであれば「Do you like cooking?」に変えましょう。
これらのプライベートに関するトピックは、日常英会話の教材からも得られます。
トピックに関する単語が探せない場合は参考にしてみてください。
【参考:産経オンライン英会話+「中上級(CEFR B2目安)| 日常英会話教材」】
【社会人】ビジネス英会話に誰でも使えるトピックのおすすめ3選
プライベートと違い、ビジネスシーンにおいては選ぶべきトピックが変わってきます。
ここでは社会人向けの英会話に使えるトピックのおすすめをご紹介します。
①世界的なニュース・情勢に関する話題
まず無難になるのが世界的なニュースに関する話題です。
ニュースでも取り上げられ、バイリンガルニュースなどの英語のニュースを聞いている場合には語彙や知識で困ることはそうそうありません。
ただし、ここで注意しておきたいのが「政治・宗教の話は極力避ける」という点です。
どちらの話題も、個人的な思想が反映されやすくなります。
あまり仲良くなっていない方とこの話題で話すと、かえって対立の原因になりかねません。
なるべく政治・宗教が絡まないニュースを選びましょう。
②旅行・休暇に関する話題
ビジネスに大きく関わってくるのが余暇の話題です。
特に旅行の話題は弾みやすくなります。
ご自身があまり海外旅行をしたことがないのであれば、行きたい国についての話題を考えておくと良いでしょう。
また、休暇についての話題も一般的です。
週末や次の休暇にどんなことをするのか、またはどんなことをしたのかについても話が弾むきっかけになります。
普遍的ですが「What have you been doing on your days off?(オフの日は何をしていますか?)」というような質問から始めるのも良いでしょう。
旅行に行くのであれば、そこから旅行に関する話題に繋げていくとベストです。
③社会問題に関する話題
ビジネスでやり取りをする相手とは、あまりプライベートのことを踏み込みたくないという方も多いでしょう。
その点、ビジネスと社会問題は切っても切り離せません。
特に環境や経済など、幅広い分野があるためトピックに困らないでしょう。
もし社会問題についても切り込みたいのであれば、自分の得意分野についての知識を身につけておくのがおすすめです。
例えば経済学を学んでいるなら、経済に関する英語の語彙・知識を予め考えておきましょう。
ここでも、なるべく政治・宗教が絡まないように気をつけてください。
ビジネスでのやり取りは距離感が重要になります。
【管理職】英会話を商談に?仕事関連のトピックのおすすめ3選
社会人の中でも、管理職はまた一味違った話題を取り上げたいところです。
もしかしたら商談にもつながるかもしれません。
ここでは、管理職のビジネス英会話のトピックにおすすめの話題をご紹介します。
①キャリアについてのディスカッション
まずは相手と自分のキャリアについてのディスカッションをしてみましょう。
このトピックを習得したいのであれば、自身の展望や今までの経歴を英語で話せるようにしておくと安心です。
この話題は、相手の仕事に関する価値観や考え方を知ることができるというメリットがあります。
特に海外の方であれば、国ごとの捉え方を知るチャンスです。
キャリアやビジネスに関する話題であれば、ビジネス特化型の英会話教材も参考になります。
相手をビジネスシーンで関わる方と想定するのであれば、そういった教材を手に取ってみるのも選択肢の1つです。
②自身の業種にまつわる話題
キャリアやビジネスの話題は、自分の仕事について紹介するチャンスでもあります。
自分がどういった業種で、どういった仕事を普段しているのかを話題にしてみましょう。
この話題では質問の答えを想定し、あらかじめ用意することもできます。
「どれくらいの時間働いているのか」
「どうやって通勤しているのか」
などの基本的な質問の答えでも構いません。
できる限り自分の仕事について答えられるように備えておきましょう。
③相手の仕事にまつわる話題
自分の仕事について話したら、相手の仕事についても話を聞きましょう。
他国の労働環境を知ったり、相手がどのようなキャリアを望んでいるのかを聞くチャンスでもあります。
相手が転職を希望していそうならスカウトするチャンスになり、ビジネス相手であれば商談のチャンスにもなります。
自分のことも織り交ぜながら、積極的に質問してみましょう。
まとめ
英会話を学んでいるとぶつかりがちなフリートークの壁を乗り越えるには、トピックをストックしておくのがおすすめです。
プライベートであれば天気などのスモールトーク、ビジネスであれば社会問題などのトピック、管理職であれば相手や自分のキャリアについての話題が向いています。
それぞれTPOに合わせたり、自身の得意分野に関する話題を選んだりと、工夫次第で思った以上の広がりをみせることも。
フリートークに困った時のために、ぜひトピックをストックしてみてください。
知識や語彙を増やすきっかけにもなりますよ。